今年から四万十の日実行委員会の「水辺の楽校」を請け負うことになりました。市内11校の小学校さんと一緒に四万十川で学びます。

今日はその皮切り。四万十川の支流、後川を遡ったところにある大用小学校の3・4年生のみなさんと水生生物調査をしました。

はじめに教室でどんな生きものがいるか、なぜ水生生物を調べることで川がきれいかきれいでないか分かるのか、水生生物と他の生きものとの繋がりについて勉強してもらいました。

座学が終わると、子ども達が楽しみにしていた現地実習の時間。歩いて10分ほどの三島橋下へ移動して、まずは清流度調査。水平方向にどのくらいまで見えるか調べます。

結果は代掻き水が流れ込むこの時期としてはまずまずの8.81メートル。あまり知られていませんが、後川は四万十川支流の中でも屈指の清流なんです。

清流度調査に続き、川虫を捕りました。

先々週の増水の影響で虫は少なめでしたが、以下の川虫が捕れました。

  • チラカゲロウ
  • カワゲラ(オオヤマカワゲラ)
  • ナガレトビケラ
  • 携巣性トビケラ(マルツツトビケラ)
  • タニガワカゲロウ(シロタニガワカゲロウだと思います)
  • カワニナ
  • テナガエビ(ヒラテテナガエビ)
  • スジエビ

他に、コオニヤンマのヤゴ、ハグロトンボのヤゴ、ヌマエビなんかも獲れました。

川虫調査につづき、せっかくなのでエビタマでエビを捕ることもやってもらいました。子ども達はもちろん、担任の先生お二人も夢中になって探してましたよ。

みんな、楽しんでもらえたかな?

子ども達から嬉しい感想文ももらいました。大用小学校3年生、4年生のみんな、ありがとうね。

また一緒に川で遊びましょう。