DSC_3485コスミレ圧縮版コスミレ  (2013年3月31日撮影、四万十市)

コスミレの名はありますが、スミレと比べて小さいということはありません。

四万十川流域では里山の林縁などに多く見られ、葉や柄には毛があります。

葉の形がアカネスミレに若干似ていますが、こちらは標高の高い岩石地や山地草原に見られ、花の色や生育環境が全く異なります。地上茎の無いスミレ。

○DSC_3576アリアケスミレ圧縮版  アリアケスミレ(四万十川百名花の14)

白い花弁にストライプ模様が入り、側弁はわずかにピンク~淡紫色を帯び、スミレの仲間では洒落た花をしています。

人里の湿地帯に生えますが、四万十川流域での自生地は少なく、トンボ自然公園など限られた場所で見られる程度です。

地上茎のないスミレ。     (2013年4月7日撮影、四万十市)

DSC_3754オドリコソウ圧縮版○DSC_3617オドリコソウ圧縮版

オドリコソウ(四万十川百名花の10)

名は花の形を踊り子に見立てたもの。人里に生える典型的な植物ですが、宅地化が進んで、

四万十川流域でも自生地が大変少なくなっています。保護策が必要と考えます。

桜の花が散った頃に同じ桜色の花を咲かせるので、もう一度花見ができるような大変ありがたい植物です。(2013年4月7日撮影、四万十市)