DSC_5207ササユリ

●ササユリ(四万十川百名花の64)

名は葉が笹に似ることによります。名前ばかりでなくミャコザサが生えるような山地草原に生えます。更に、七夕の頃、満開になります。花があると、遠くからでも良い香りが漂ってきます。花姿、芳香共に、気品が感じられます。(2013年7月6~7日撮影、高知県梼原町)

DSC_6290コオニユリ

●コオニユリ(四万十川百名花の63)

沿海地から標高1500m程度の高山まで広く分布します。葉腋にはムカゴがつきません。一方、オニユリは栽培品種が逸出したもので、人家、水田周辺だけに見られます。葉腋にはムカゴが付きます。(2013年7月13日撮影、高知県四万十市)

DSC_6447ミゾホオズキ

●ミゾホオズキ

山地の極めて水質の良い渓流、水路沿いに生えます。花はとても小さくて、ある程度まとまって咲いているとブーケのようになりますが、まばらだと撮影時に苦労します。花後の実の形がホオズキに似ることから、この名があります。(2013年7月13日撮影、高知県梼原町)

DSC_6800アカショウマ

●アカショウマ

やや標高の高い林縁で普通に見られます。名は節が赤くなることに因ります。同じ仲間(ユキノシタ科)で、この時期に見られるアワモリショウマ、チダケサシなどとは、葉や花の形が良く似ます。その中では生育環境もあるでしょうが、一番地味な印象を受けます。(2013年7月13日撮影、高知県梼原町)

DSC_7638ノリウツギ

●ノリウツギ

やや標高の高い山地に生え、ウツギの名はありますが、アジサイに近い仲間です。アジサイと違って、花(花序)は球状にならず、円錐形状になります。場所にもよりますが、晴れた日に撮影するとコントラストが強くなりすぎて、なかなか上手く撮影できません。(2013年7月13~14日撮影、高知県梼原町)