四万十川財団では、2000年から毎年、四万十川流域の小中学校の皆さんの協力を得て、「四万十川一斉水質調査」を実施しています。2007年からは、国土交通省及び河川環境管理財団が主体で実施している「身近な水環境の全国一斉調査」と連携し、COD(化学的酸素要求量)パックテストによる水質調査をしています。
6月22日火曜日午前10時、四万十川に架かる最古の沈下橋、一斗俵沈下橋近くの河原において、昨年同様四万十町立米奥小学校3.4.5年生の皆さんと一緒にCODパックテストを実施しました。
今年はパックテストに加えて、四万十川に棲む水生生物調査及び清流度計による透明度の測定も実施。
梅雨の合間の貴重な“晴れ”になったこの日は、午前中からもう夏の暑さ。今年は雨が多いので、四万十川も増水し多少の濁りもあり、川のコンディションはあまり良くなかったのですが、清流にしか棲まない珍しい水生生物を見つけたりしながら、四万十川の環境を考える時間を持ちました。
環境月間の今月、皆様も身近な水環境について考えてみてはいかがでしょう。
なお、昨年度の結果については以下のURLでご覧頂けます。
全国水環境マップ実行委員会
http://www.japan-mizumap.org/