平成23年10月31日(月)、四万十市西土佐ふれあいホールに於いて、平成23年度の四万十リバーマスター連絡会が開催されました。
 平成13年度から開始された、この“四万十リバーマスター”制度。 現在、当財団が委嘱した103名のリバーマスターの方々が、四万十川流域において活動しています。
 その活動は、四万十川流域を訪れる人々への道案内や釣り・観光などの情報提供、キャンプや釣り客等へのダム放流警報のお知らせ、ゴミ処理等マナーアップのための注意喚起など多岐にわたり、「四万十川を守るため」のボランティア活動です。

 連絡会は夏のシーズンを過ぎた秋~冬に開催しており、リバーマスターの方々からは今年の河川環境(河床、水質、にごり等)の変化や、釣り・キャンプ等の観光客の推移、川漁や河川ゴミの現状など、日頃から川を見ている地元の方でなければ把握出来ない様々な貴重な情報、あるいはボランティアの方々の目から見た四万十川についての意見や、行政や当財団への提言などもいただいています。
 本年度の『四万十リバーマスター連絡会』は二部構成で、第一部はNPO日本エコツーリズムセンター代表理事の広瀬 敏通氏をお迎えし、『指導者のための水辺の安全講習会』と題した“河川安全講習会(危険箇所予知、水辺の体験活動の安全性等について)、水遊びにおけるリスクマネジメント”が開催されました。第二部の連絡会では、四万十リバーマスターの方々の日頃の活動や考え、また四万十川の変化などについての意見交換が行われました。