四万十川は高知県の西部を流れる全長196kmの四国内で最長の川です。
大規模なダムが建設されていないことから「日本最後の清流」、また柿田川・長良川とともに「日本三大清流の一つ」と呼ばれています。

このページは、四万十川の暮らしと風景を「定番」と「意外」の2つの切り口で紹介する、「40010 Experience MAP」のWEB版ページです。それぞれ特徴のある上流エリア・2つの中流エリア・下流エリアに分け、詳しく解説しながら四万十川のとっておきの情報をご紹介します!

また、四万十川流域各地でマップも配布しているので、ぜひ紙のマップもご確認ください!

目次

景観的特徴から4つのエリアをご紹介!

上流エリア(なだらかな谷底・くるっと蛇行)

山の斜面を利用した棚田や茶畑の風景が特徴です。上流の景観は東側に見られる谷底平野に細長く開けた集落景観と、円を描いてくるりと蛇行する西側の梼原川流域と、二つの顔を持ちます。

中流/高南大地エリア(下流より広い田んぼ)

中上流域に位置しますが、山間を流れる四万十川の風景がとつぜん開けて田園風景が広がります。

中流/長い蛇行エリア(くねくね蛇行)

四万十川が一番くねくねと曲がりくねるエリアで、蛇行をショートカットする道がみられます。川の動きに沿って平地から山際までが農地として多様に使われています。

下流エリア(ゆったり蛇行)

広い川幅と大きな蛇行、砂州と緩やかな流れが特徴です。風景のスケールが徐々に大きくなっていきます。また、加工の広大な汽水域を背景に多様な漁労の風景が見られます。

四万十川流域を五感でたのしむ「定番の四万十」

四万十川流域を五感でたのしむ「意外な四万十」