「清流度」という言葉は、水平方向の透明度を表すもので、イメージとしては川の中に潜ったときに、何m先の魚が見えるかという感じです。

水の透明度は、一般的には透視度計を使い垂直方向で計りますが、四万十川の透視度は透視度計の測定上限値を超えているのが普通なので、「にごり」の程度を測定できない場合があります。そこで、「清流度計」という独自の器具を使い、水の透明度を調べます。上からのぞき込んで、ブラックディスク・ホワイトディスクがそれぞれ何メートル先まで見えるかを確認します。天候や時期にもよりますが、透明度の高い時期だと10メートル以上のディスクを確認することが出来ます。

この調査、普段とは違った形で水の中をのぞき込めるので、子どもたちにも、大人にも大好評です。