田中 大夢(たなか ひろむ)

田中 大夢さんの基本情報

・埼玉県出身

・平成8年代生まれ

・川漁師

気ままに珈琲の店主

田中さんってどんな人? 

田中さんは、四万十町大正地区の地域おこし協力隊OBで、現在は窪川の薬局に勤める薬剤師さんです。協力隊時代に創業した自家焙煎コーヒースタンドも不定期で営んでいます。同じ協力隊OBで四万十リバーマスターの小野さんの紹介で、この度リバマスに就任していただきました。お二人とも、JR土佐大正駅前に店舗を構え、商店街を盛り上げていこうとしている同志です!

薬剤師でコーヒースタンド店主というだけでもユニークですが、田中さんはそれに加えて、川漁にも親しんでいます。地元の漁師さんに教えてもらいながら始めたウナギの延縄漁。最初からそう簡単には獲れないものですが、「最初から行けば獲れた」というから驚きです。田中さんのスタイルは「獲って食べるまでが自分の漁」で、ただでさえ絶品の天然ウナギを獲って、捌いて、食べるのは格別に美味いそうです。このサイクルを重ねていくうちに「ハマってしまった」とのこと。こうした最高の体験は独り占めせずに、街から泊りがけで来た友人達とも分かち合うそうです。

仕事で二足の草鞋を履きながら、川漁をするのは大変なんじゃないだろうかと思いますが、田中さんにとってはそれがリフレッシュになるんだそうです。薬局の仕事を定時に終えたらそのまま四万十川へ直行。川を観察し、流れを読み、10~20本の延縄をポイントに仕掛ける。翌日、出勤前に朝日を浴びながら仕掛けの回収に行く。そんな川と共にある生活サイクルは、大正(田野々)の街中に住んでいるだけでは味わえない、ダイレクトに感じる四万十川があり、ウナギが獲れても獲れなくてもどっちでもよい楽しさや気持ち良さ、癒し、静けさ、そういったものを感じるそうです。満喫していますね、いいですねぇ!ウナギの解禁日は4月1日からですが、「今年は早く始めてたくさん獲りたい」と意気込みも充分でした!

協力隊になる前、埼玉や名古屋で薬剤師をしていたそうですが、どこか田舎に移住したかったそうです。四万十町に移住を決めたのは、「たまたま」「なんとなく」だそうですが、自分の感覚を信じて流れに身を任せたのは正解だったようで、協力隊卒業後も住み続ける程「居心地が良く、気に入っている」そうです。川と共にある生活や地域で世代を超えた付き合いができる事が大きいそうです。

コーヒースタンドを続けているのも、顔を知った地域の方とのコミュニケーションが楽しかったり、そもそも自分自身がコーヒー好きで、趣味に近いんだとか。その田中さんのこだわりがつまったお店なんですが、落ち着いた雰囲気で、それこそ居心地がとってもいいんです!是非、田中さんの淹れてくれたコーヒーをゆったりと楽しんでみてください。きっと豊かな時間が過ごせると思います!

田中さん

田舎町の自家焙煎コーヒースタンド。予土線の土佐大正駅前近くでひっそり営業しています。コーヒーを気ままに楽しもうって思いでこの屋号にしたけど、営業も気ままです。灯りが点いていたら覗いてください。

来月のリバマス図鑑は、田中さんを紹介してくださった小野さんの取材を予定しております。お楽しみに!