テナガエビを棒の先につけた網(エビたま)で獲る漁のような遊びのような取り組みです。
川に関わる人を育てる入口にもぴったりの遊びです。
大人も子どもも楽しめて、もちろんとれたら食べることができます。
昼夜関係なく行われますが、夜のほうがエビの眼が光るため見つけやすいです。
9月1日から3月31日までは禁漁期となっていますので、控えてください。
川や生活とのつながり
四万十川または支流で行われる漁法で、川に入って石をはぐるなどしながら川底にいるテナガエビを捕まえます。テナガエビは浮石の下にいることが多く、テナガエビが入り込みそうな石を探すことが必要。やっているうちにエビのいそうな石と、いない石とが分かってくるでしょう。
小さな子供でもできるので、子供が川漁をする第一歩になります。昔はよく子供が遊びながら獲ったエビが晩のおかずになったそうで、夏に大きくなった胡瓜と炊いたり、出汁をとってソーメンつゆを作っていました。
道具も簡単に手に入れることができるため参入しやすいのも特徴。四万十市のレジャー施設ではエビ玉でのテナガエビ獲りを体験メニューにするなど、観光客でも気軽に体験しやすくなっています。
体験する際の注意点
夏の河原にはマムシがよくいるので注意!
基礎情報
【体験できるエリア】 四万十川下流域/四万十川中流域/黒尊川域/その他支流
【体験できる時期】 4月1日~9月30日