概要

護岸や堰を整備するなど、川の形を人工的に変えることで治水をするのではなく、川の機能を活かした自然に近い形で整備を行い、周辺の環境や生き物の生息環境を守りながら、治水を果たそうとする河川整備のことを言います。

特徴

多自然川づくりや近自然河川工法とも言われます。 このような河川整備の考え方は1990年代に導入され、四万十川は早くにこのような整備を取り入れた先進的な地域でもあります。代表的なものは、津野町(芳生野)北川川の近自然河川工法や、四万十市(入田)四万十川の多自然川づくりの護岸です。

四万十川で自然にやさしい川づくりが見られる場所

○四万十市-四万十川…入田の護岸(赤鉄橋上流)・坂本・
○津野町芳生野-北川川(津野町立中央小学校前、奈路橋周辺)
       …堰を取り壊し、巨石を使った落差工の整備・石を配置して水の流れに変化をつける
○四万十町琴平町-吉見川…石を配置し、水の流れに変化をつける

注意点

特にありません

認定のポイント

人工的に手を加えることで自然を制御するのではなく、自然に寄り添いながら暮らすことを選択してきた四万十川流域の考え方にマッチしたものであると考え、認定しました。護岸や堤防などが整備され、近づけない川になることで、川に関わる人も減ってしまうほか、川の環境が単一化され、生き物が住めない川になる可能性もあります。多自然川づくりや近自然河川工法による整備は、これからも四万十川と暮らしていくうえで、大事な選択なのではないかと考えます。

基礎情報

見られるエリア:四万十市(入田)、津野町(芳生野)
見られる時期:年中

問い合わせ先

四万十川財団 0880-29-0200