41.クロサギ
41.クロサギ(幼体)

41.クロサギ

クロサギ科

Gerres eguulus

キス釣りの外道、口が下に長く伸びるアマギ

【全長】

24cm

【生息地】

新潟県佐渡、兵庫県城崎・香住・浜坂、山口県日本海側、九州西岸、千葉県外房~九州南岸の太平洋沿岸、兵庫県尼崎、屋久島。

沿岸の砂地に多く生息する。

【体】

四万十川水系のクロサギ属の中で最も体高が低い。

非常に目が大きく、触ると鱗がザラザラする。

口が下方に長く筒状に伸びるのが特徴。

【生態】

高知県では「アマギ」と呼ばれている。ダイミョウサギのこともアマギという。

盛夏を中心として大半の河川河口域に多産する。他のサギ類の幼魚といることも多い。

危険を察知すると素早く砂や砂底に潜る。

【食性】

細長い口で環形動物や甲殻類を食べる。

【味】

白身、血合は早く黒ずみ身自体にも黒い筋が入る。クセもなく美味。卵巣が美味しい。

≪参考資料≫

・四万十川の魚図鑑 いかだ社

・市場魚貝類図鑑

https://www.zukan-bouz.com/syu/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B5%E3%82%AE