本日4月10日は中土佐町の四万十川一斉清掃でした。財団からは3名が参加し、気持ちの良い天候の中でゴミ拾いを行いました。

この一斉清掃の始まりは1981年、旧中村市(現四万十市)が「四万十川市民一斉清掃」と銘打って開始し、四万十川流域の5市町(当時は8市町村=四万十川総合保全機構)もこれに倣って1992年から一緒に清掃を始めました。

今年で四万十市は第44回目、四万十川流域の5市町は第33回目の開催になります。今年は「ゾロ目メモリアルイヤー」ですね!

中土佐町は「四万十の日」の本来の趣旨に立ち返って、毎年4月10日(他の4市町村は4月10日に近い日曜日開催)に固定して清掃をしています。当日は朝早くから、多くの住民のみなさん、地元中学生や関係機関のみなさんが集まり、ゴミ拾いに精を出しました。池田町長のご挨拶では、「皆様の協力のお陰でゴミがだんだん少なくなってきている。」とお礼を述べました。

本当にゴミが少なくて、時間が少し余ったので、清掃ルートから少し外れた竹藪にも行ってました。すると、そこにはまだたくさんの空き缶や空き瓶が捨てられており、中土佐町の担当課長もビックリするほどゴミ袋がいっぱいになりました。このゴミは明らかにポイ捨て。残念ながら心無い人もいるんです。

完全にゴミをなくすことは難しいかもしれませんが、みなさんの努力が実って、ほんとうに全くゴミのない川にしたいですね。中土佐町役場の皆さん、参加者の皆さん、お疲れさまでした。