今年もリバマス連絡会を開催しました。上流から下流まで点在しているリバーマスターが、年に一度集まって、勉強会と意見交換を行っています。

今年は、梼原町の地域おこし協力隊OBが中心になって設立した株式会社KIRecub(きりかぶ)さんをお呼びして、カードゲーム「moritomirai」を行いました。

カードゲームのネタバレになってはいけないので、詳しくは書けませんが、カードゲーム「moritomirai」とは、山の所有者、森林組合、猟師、行政職員、住宅メーカー、学校の先生など様々な仕事や目標を持った10種類のプレイヤーたちが、仕事や生活のアクションを繰り返し、「森の未来」について考えていくゲームです。

カードゲームを通じて学んだこと

会場は、リバマスが住人の一つの街になり、その住人達で経済活動を行っていきます。川や森への愛情が強いリバマスさん達ですから、きっと良い森づくりが出来るに違いないと思っていたのですが、ゲームを進めていくうちにだんだん下記の事が分かってきました。

・各々好き勝手に行動すると森の状況は悪化

・森は地域全体の財産

・誰かひとりだけ、一組織だけで守っていくものではない。

・豊かで健康な森は、様々な人が関わり合うからこそ実現できる。

現状を正しく理解した上で未来を見据え、それぞれの立場の人達が手を取り合い、協働していかなければ、良い森にはならなない事がよく分かりました。

リバマスタウンのスコア表

川側からみた森づくりを見つけよう!

第2部では、カードゲームを通して得た学びや、常日頃感じている森に関する事を発表してもらい、「川側からみた森づくり」を模索していきました。その成果をグラフィックレコードに残しました。担当していただいた岩本さん、田井地さんに最後、グラフィックレコードを振り返りながら、まとめてもらいました。ありがとうございました。

鮮明な画像はこちらからご覧ください

たくさんの貴重なご意見を聞くことが出来ましたが、今回のテーマだった「川側からみた森づくり」に焦点を絞ってみると、なんとなく浮かび上がってきたのが、下記のもの。

・山の保水力を高め、山そのものをダムにしたい。

・スギ・ヒノキの植林の間に1割以上クヌギを植えてほしい。

・ドングリが鳥や獣のエサになる。植林の邪魔にはならない。

・作業道をつけると山肌が削れて、海を汚す。土砂の流れない作業道を試行錯誤して欲しい。

・植林と広葉樹のバランスが大切。

キーワードは、「広葉樹」「保水力」「作業道」。これらのキーワードを掘り下げていく事で四万十川を良くする森づくりに近づける兆しが見えてきました。今後ともよろしくお願いします。