平成23年2月14日(月)~2月16日(水)、四万十川流域3つの会場 (津野町・四万十市・四万十町大正) で平成22年度の四万十リバーマスター連絡会が開催されました。

当財団が委嘱した四万十リバーマスターの方々(現在104名)には、流域を訪れる人々に対して、道案内・釣りや観光などの情報提供・キャンプや釣り客等へのダム放流警報のお知らせ・ゴミ処理等のマナーアップのための注意喚起など、「四万十川を守るため」のボランティア活動をしていただいております。
この四万十リバーマスター制度は、平成13年度から開始され、既に10年目に入っており、地元や観光客等の方々には徐々にその名前が定着してきています。

連絡会は夏のシーズンを過ぎた秋~冬に開催しており、リバーマスターの方々からは今年の河川環境(河床、水質、にごり等)の変化や、釣り・キャンプ等の観光客の推移、川漁や河川ゴミの現状など、日頃から川を見ている地元の方でなければ把握出来ない様々な貴重な情報、あるいはボランティアの方々の目から見た四万十川についての意見や、行政や当財団への提言などもいただいています。

平日の午後1時半~4時というお忙しい中お集まりいただき、いずれの会場も今年の鮎やエビ、ノリといった漁のこと、河川への流入砂利の減少や砂防堰堤による川の水流の現状と影響などについて、示唆に富んだ多くのご意見をいただきました。 また今回は、高幡消防組合津野山分署、 四万十清流消防署西分署、及び 幡多中央消防組合四万十消防署の救急指導員の方々のご協力を得て、夏場の水難事故に対しての『一次救命措置講習会』を実施いたしました。