さてさて、今年の大人塾も、はや3回目。今回はエビ筒漁です!エビ筒と言えばこの方、岡村猛さん(私たちは尊敬の念を込めて「タケさん」とお呼びしています)。!西土佐地区のリバマスさんのお一人で、いつもニコニコされて、快くご協力いただいております。

エビ筒漁の講座は、工作が醍醐味と言ってよいほどその要素が強いです。参加者から「数十年ぶりの工作で楽しかった!」との声も上がっておりました。難しいところは、タケさんにアドバイスをもらい、見本と見比べながら、作業を進めていきます。2時間ほどで一人2本作っていただきました。



次はエサづくり。米ぬかと赤土をブレンドして、程よい固さにしていきます。サナギ粉を混ぜるとさらに良いそうです。エサ入れにはギューギューに詰め込み過ぎないようにします。詰め込み過ぎると、水中でバラけず撒き餌にならないからです。


いよいよ実際に仕掛けていきます。大事な事は、コジタを下流に向ける事。そしてコジタの下流の石は動かさない事などを習いました。1本目のエビ筒はタケさんにポイントを選んでもらいます。2本目は自分が良いと思ったところに仕掛けてもらいます。ここで重要なことは仕掛けた場所を忘れない事!後で探すのに苦労します。



仕掛けたあとは自由時間。帰るもよし。エビ玉でエビを捕るも良し。塾生でラジオ番組を持っている方がいて、担当中平は30分2本取りの収録を行い、大人塾や財団のイベントをPRさせてもらいました!


2日目 仕掛けの回収 テナガエビを食らう
翌朝10時に集合。仕掛けを回収していきます。「入っちゅう!」と歓声が上がっていきます。この嬉しそうな顔をご覧ください!





全員で20匹くらいは捕れたでしょうか。

炭をおこして、塩焼きにしていただきました!エビを始めて食べた方もいて、良い経験になったそうです。タケさんからはアユをご提供いただき、こちらも塩焼きにしていただきました!どちらもとても美味しかったです!


参加者の感想
・自分で設置した罠にエビが捕れて良かったです
・手軽にできることがわかったことがよかった。
・自身で工具を使って仕掛けを作れたことを体感出来、家でも今度は自身で作ってみたいと思いました。初めての仕掛けにエビが思ってた以上にとれて感動しました。エビを初めて丸ごと食べましたが美味しかったです。また違った食べ方もしてみたいと思いました。
・特別な道具や材料も必要なく、ホームセンター等で買える物で製作できるので、また自分で作ってみようと思います。
・小さな子供と一緒でも獲れるところが良かった!海老筒作りも身近なホームセンターや100均で買えそうなものばかりで、ありがたいです!
