中土佐町の教育委員会からお話をいただき、わくわく自然体験のメニューの一環として、大野見を流れる四万十川で生き物調査のお手伝いをしてきました。実は数年前からお話はいただいていましたが、コロナもありなかなか実施できず…。今回やっと念願かなって実施することができました。

 当日の天気は曇り時々雨といったところ。水位は問題なかったのですが、数日前に大雨が降りかなり水が出たので、虫がいるかどうか…。決していいコンディションではなかったですが、子どもたちはどれくらい虫を見つけてくれるでしょうか。

 子どもたちと合流し、説明のあと早速川に入ります。久礼から参加している子どももいて、上流域の川の冷たさに驚いているようでした。最初はなかなか冷たさに慣れなかった子どもも、だんだん平気になり、楽しく生き物を探してくれました。みんな見つけるのがとっても上手で、ヘビトンボやカゲロウなど、次々と生き物を見つけていきます。久礼の川でも普段やっているのか、足をうまく使ってとても慣れた手つきで草むらをガサガサする男の子、ヨシノボリが見えてるのに捕まえられない…!!大人と協力して試行錯誤しながら頑張って捕まえようとする女の子。大人も子どもも夢中になって生き物を探しました。

 終わってみると、サワガニ、チラカゲロウ、ヒラタカゲロウ、カワゲラ、ヘビトンボ、マダラカゲロウ、ヒゲナガカワトビケラ、キイロカワカゲロウ、ヒラタドロムシ、モンカゲロウ、サナエトンボ、ミズカマキリ、コオニヤンマのヤゴ、ハグロトンボのヤゴ、カワヨシノボリ、ドンコ、カワムツの稚魚の18種類の生き物を見つけることができました。

 途中雨にも降られましたが、楽しく川遊びをすることができました。また大野見の四万十川に遊びに来てくださいね。