11月25日、今年最後の海岸清掃(*12月は年末につきお休みします。)です。快晴です。
朝起きた瞬間は、寒すぎる!大丈夫か?!と思いましたが、太陽に当たると汗をかくほど暑くなりました。

「平野の浜」をきれいにしたい・・・!

今回は、いつものサーフビーチではなく隣の「平野の浜」を清掃です。サーフビーチは、先月の清掃とサーファーの皆さんのおかげである程度きれいなのですが、平野の浜をのぞいてみると大量のゴミが。参加者の皆さんには申し訳なかったですが、いつもの場所から400mほど歩いて移動してもらいました。ご足労おかけしました。

写真では見づらいのですが、遠くまで大量のゴミが落ちています。

良い波だったのでしょう、平野サーフビーチにはたくさんのサーファーが浮いています。サーフビーチでやっていれば、今回も多くの人が協力してくれたかもしれないな~と後ろ髪をひかれつつ、平野の浜で清掃スタートです。

黙々と、淡々と、ゴミを拾います。近いところから奥に歩を進めていきますが、どこまで行ってもゴミがあります。

国産ではないデザインのペットボトルが多かった印象でした。遠い海から流れてきたはずですが、液体が入ったまま朽ちていません。こうやって、分解されないペットボトルが大量に海を漂っているのでしょう。一方、ポリ容器やプラスチックのカゴを掴むと、ボロボロ崩れます。これがマイクロプラスチックになるのです。

清掃ビフォア、アフター!!!!

さて、あんなにたくさんのゴミがあった平野の浜ですが、ビフォア・アフターを見てください。

とってもキレイになりました!!!!!

今回は、8名の参加者とワンちゃん1匹で行いました。皆様のおかげでここまでキレイになりました。ご参加ありがとうございました。

今回のゴミ

い·ろ·は·す キャンペーン

今回の海岸清掃は、い・ろ・は・すキャンペーンのご寄付を活用し実施しました。参加者の皆様にオリジナル手ぬぐいをお渡ししましたが、この手ぬぐいもい・ろ・は・すキャンペーンによる寄付金を活用して作成しています。

い·ろ·は·すの対象製品を購入し、製品のラベルにある二次元コードからキャンペーンに応募するごとに、森・山・川・海を守る活動・団体に1円寄付され、そのお返しとして、サスティナブルを感じられる体験・グッズなどが手に入るキャンペーンです。キャンペーン第2弾の寄付先に、わたしたち四万十川財団も選んでいただきました。

詳細は下のURLから。:https://c.cocacola.co.jp/ilohas/sustaina2023/tw_index.html

ゴミ処理 

月曜日、2t車をレンタルしてゴミを幡多クリーンセンターまで運搬しました。

今回の処分量

残念ながら、下の写真のものは処分ができませんでした。

処理困難なゴミ

漁網は50㎝以内に切って番線でまとめる、発砲は30㎝未満に切らなければ受け取ってもらえません。そこまでやり切りたいのですが、工具と人手が足りません。漁網や発泡には砂や貝が絡みつき、容易に切れません。のこぎりの歯もすぐに切れなくなります。ほかのボランティアの方々も同じように苦労していて、処理困難なゴミは、海岸に残されていると思います。難しいところに手を差し伸べる仕組みや体制ができないものでしょうか。我々の海岸清掃事業の一番の課題です。

今回のゴミのなかに、巨大な発砲フロートがありました。知り合いの川漁師が、大きな発砲や浮きがあったら川舟をとめるのに欲しいというので、もらってもらいました。こういう話はとてもありがたいです。大きなフロートや浮きが欲しい方は、ぜひご連絡ください!

次の海岸清掃は年明け、1月27日です。