普段から四万十リバーマスターの方々との交流を通して、貴重なご意見をいただいております。
そうしたやりとりをヒントに思いついたのが、今回の企画です。
内容は至ってシンプル。作業道に水切りを設置して、道に集約される雨水を出来るだけ分散させ、地下水・伏流水に変換して四万十川に送り届ける事が目的です。また、豪雨で雨水が走って、作業道が掘れてしまう「洗掘」の予防や土砂流出の予防にもなります。末永く使える状態の作業道を保つためにも、大事な要素でもあります。

この企画に賛同していただいたリバマスの宮崎聖さんと秋森稔さんを講師に迎え、佐田沈下橋付近の宮崎さんの山で実施しました。作業自体は簡単で、林業の経験がなくても取り組めます。鍬で溝を作ります。今回はそこに丸太を埋めました。丸太なしの溝だけでも効果はありますので、興味のある方はチャレンジしてみてください。


森林は巨大な水の貯蔵庫だと思います。その機能が十分発揮されていれば、四万十川に伏流水・地下水として緩やかに水が供給され、水量や水温などの安定につながるのではないかなと感じています。
今回は、「森づくりfor四万十川」の小さな一歩でした。課題は、どれくらいのスケールで取り組めるかだと思います。参加者の女性からはさっそく自分の山で実践してみたいという感想をいただきました。そうやって、草の根的に広がっていってくれると大変嬉しいです。川を意識した森づくりの具体例として、少しでも参考になれば幸いです。

