四万十川漁業連合会、四万十川上流淡水漁協、四万十市、四万十町から成る『四万十川漁業振興協議会』は、高知大学の今城雅之准教授に四万十川にけるアユの疾病状況調査を依頼していて、毎年報告会が行われます。今年度の報告会に参加してきましたが、今城先生からは、以下のような報告が行われました。

  • 今年の冷水病流行
    11月中旬から陽性率が上がり、例年通り産卵アユへの影響があったかもしれない。
  • 夏の温水病流行の予測
    流行規模は小さい見込み
  • ボケ病ウイルスの感染状況(初報告)
    流行しない。
  • ウグイの冷水病菌感染状況(初報告)
    冷水病菌はウグイには感染しない。
  • ククラニド線虫の寄生状況(初報告)
    高確率で寄生しているが、時期が遅くなると減少するため最終宿主ではないかもしれない。

今年は大きな感染症拡大がなかったようです。以前から言われているように、水温が重要で、放流のタイミングなどを図るために、今後も水温データの蓄積をしっかり行い検証していくとのことです。

講演を行う今城先生
漁協関係者