大人塾第4回は、投げ網漁の実践編を実施しました。

網漁解禁前に行った5月の基礎編では、芝生の上で投げ網の基礎基本を学びました。その後も自主練習を重ねてきた塾生さんもちらほらいらっしゃるようでした。今回は、実際に川へ入り、投げ網漁に挑戦します。

講師は、吉良文雄さん。今回のフィールドは、吉良さんが知り尽くしているご自宅のすぐ下にある河原で実施しました。吉良さんの投げ網に関する理論も技術もハイレベルですが、初心者にも分かりやすく、丁寧に指導してくださいました。その甲斐あって、塾生さんたちの技術もグッと上達。練習を重ねるうちに、どんどん網がきれいに開くようになってきました。

投げ網の技術だけではありません。アユの見方や習性など、実際に川に入ってアユを獲るための知識をたっぷり教えていただきました。

あとは、実際にアユを見つけて、獲るだけ。

……なのですが、肝心のアユが、まったく見つかりません。

数日前の下見では、アユが群れになっていたり、帯になって泳いでいたりして、「これは盛り上がりそうだな」と期待していたのですが、数日のうちに状況が変わってしまったようです。

吉良さんの話では、「18時半になれば、アユが跳ねたり、見えだすだろう」とのこと。それまでは、各自、投げ網の練習に励みます。日が落ち、川が薄暗くなってくると、そろそろアユが出てきそうな雰囲気に。19時過ぎまで粘りましたが、結局この日は、アユを獲ることができませんでした。

残念な結果ではありましたが、その分、投げ網の練習にはたっぷり時間をかけることができました。また、吉良さんからアユについてじっくり話を聞くこともでき、充実した時間になったのではないかと思います。投げ網の技術を磨き、アユを知り、そして川を知る。実践編ならではの学びの多い一日となりました。

そして今回は、和歌山の紀の川漁協からお二人の方が大人塾の見学に来てくださいました。こちらもいろいろと教えていただき、川と漁を通じた深い交流の時間となりました。

紀の川漁協:中井さん、小峠さん

参加者の感想

「釣り師にも程遠い投げ網という体験を、手軽に行えるよう準備されていてすごかったです。投げる練習もかなりの時間できました。実際に魚を捕る時間帯・タイミングなども教えてもらいました。今後、自分で行うには、もう少し何人かで練習会的な集まりがあるといいなと思いました。」

「実際に川に入って網を投げるという経験ができたのが、かなり練習になりました! 今まで網を投げた中で一番うまくなれた気がします。夕方の川で鮎がどう見えるかといった知識的な部分でも勉強になりました。ありがとうございました!」

「時間がたっぷりあり、また、練習をしながら疑問点を質問できたので、だんだんとコツをつかむことができました。1回目はなかなかうまく網を広げることができませんでしたが、2回目は満足のいく広がりとなりました。ありがとうございました。」

みなさん、ばりばり捕ってくださいね。