吉良 文雄 (きら ふみお)

自然の中がぜんぶ庭。

(右)吉良文雄さん、(左)奥さんの博子さん

「自然の中が庭。自然の中で川も山も扱いながら暮らしている。あちこち山歩き。この前は、開いたサマツが一面に大きい花の輪のようになっていた。ばったり出会って、写真か動画を撮っておけば良かったな。」(吉良さん)

きらさんの基本情報

  • 1957年生まれ(64歳:2021年8月現在)
  • 住んでいるところ:四万十町大正地域
  • 得意技:木工、川あそび、川漁、狩猟などなど。自然全部。
  • 主なリバーマスター活動内容:川遊びを教える(*現在は「まちづくり団体STEP」という団体で主に活動)
投げ網で鮎を大量にゲット!

きらさんの好きなもの

  • 四万十の自然が好き

自然が四季を感じさせてくれる。いろんな楽しみや恵みを与えてくれる。食材の恵み。その中で楽しみを見出している。

  • オールラウンダー

特別にこって何か一つが好きなわけではない。その時々で、動き回っている。その時々で、好きなものや得意なことは変わるし、一つやったらうまいことやっていると思う。

  • 四万十川の好きなところ

四万十川歴50年!!!四万十川の好きなところは、のんびりおちついちゅうところ。山や川で一休みするときが好き。普段のゴタゴタが流れていく。山の中で、たばこを一服。河原でぼーっと休む。すると、新しい発想が浮かんできて、建具屋の時はデザインに役立ってた。自然の中に答えを見つけられる。木の枝一本の曲がりや重なりが教えてくれる。

  • 四万十川の好きな場所

家の裏や近くの山の頂上付近から見える大きく蛇行した四万十川

きらさんの今まで

きらさんは、木工が好きで大工か建具屋になろうと建具屋で数年修行し、地元の相去で建具屋を開業した。木工だけでなく川も好きで、建具屋をやりながら川で遊ぶことも忘れなかった。その傍らで、おとり鮎も売るようになり、そのお客さんたちの泊まる場所が欲しいという要望と当時の高知県からの斡旋で、現在の「民宿かわせみ」を始めるようになる。

「民宿かわせみ」を初めて15年たつが、自分のペースで無理をしないをモットーに楽しみながらやっている。川漁体験というメニューをつくり、県内外から四万十川に遊びに来る人々に川遊びや川漁の楽しさを教えている。吉良さんの得意技を活かした独自の面白い体験だ。

「民宿かわせみ」をやっていてたくさんの人々と出会ってきた。夏休みは、孫と同じくらいの子どもたちがやってきて、忙しくなる。特に、田舎を持たない都会の子どもたちは、夏を自然と遊べる!と楽しみにしているようだ。 リピーターになってくれるお客さんもいて,10年以上にわたって、毎年夏に遊びに来てくれる家族がいる。

民宿かわせみ
おとり鮎も売ってます

きらさんのこれから

きらさんは、これからは新しいメニューを地域の若者と考えていきながら、後継者を育てたいと考えている。現在、近隣の事業者と「まちづくり団体STEP」という団体を作り、川遊び体験のメニュー開発や情報発信をしようと取り組んでいる。

そんなきらさんを支えるとても大切な存在がいる。奥さんの博子さんだ。博子さんは、「従業員のように引っ付いて回っているだけ」というが、山に行けばイノシシやシカを捌き、川に行けば火振りをし・・・吉良さんと一緒になんでもやってのけてしまう。明るくパワフルですてきな奥さんだ。

これからも夫婦仲良く頑張ってください!!!

川遊びをしたい方はこちら↓

まちづくり団体STEP

高知県四万十町で長年農家民宿として川遊び体験をおこなってきた川遊び民宿かわせみと、農家民宿おふくろ、Guesthouse samaru、sou. Town Hostel の4事業者が四万十川をフィールドにした観光体験を提供しています。 昔ながらの川遊び、魚釣りや魚とり、四万十川の鮎やウナギを食べることのできるプランなど、四万十川でしかできない遊びを提案しています。

https://www.asoview.com/base/156085/