📅 イベント概要

  • 日時: 2025年11月19日(日)12:00〜16:00
  • 場所: 久木の森山風景林(四万十町大正中津川)
  • 内容
    • 森の中で椅子に腰掛け、読書やゆったりとした時間を楽しむ「チェアリング」
    • 森で採集した苔や野草、石などを使ってガラス容器の中に“小さな森”をつくる「苔テラリウムづくり」(講師:中地シュウさん/海辺の自然史研究舎)
    • 森の図書館コーナー、カフェコーナー、お弁当タイムあり

🍃 当日の様子と参加者の声

受付の後、参加者の皆さんは森の中へ。最初にお弁当タイムでリラックスした後、チェアリングでは木漏れ日の下で読書やおしゃべり、景色を眺めるなど、それぞれが思い思いの時間を過ごしました。普段なかなか味わえない静かで豊かなひとときを過ごし、自然との距離がぐっと近くなったようです。

その後の苔テラリウムづくりでは、参加者が森で採取した苔や石、野草を持ち寄り、ガラス容器の中に“小さな森”を再現。親子で、友人同士で、そして一人で黙々と――それぞれのペースで作品づくりに没頭していました。完成したテラリウムを嬉しそうに手にする姿がとても印象的でした。

参加者さんからは、以下のような感想をいただいています:

「皆さん、有り難うございました。地元でこのようなイベントを計画して頂き大変感謝しております。参加した娘、孫達も楽しかったと喜んでいました。集落活動センターでも、又やってみたいと思っております。雨の中、テントの設営から本当にお疲れ様でした。今後とも宜しくお願いします。 」

「あんな素敵な森があることを知れて良かったです。苔や花について教えてもらって、実際にみんなで探しもってあるいたのが楽しかったし勉強になりました。ありがとうございました。また行きたいです。」

「イベントとなると、時間を詰め込みすぎて、満足に体験時間が確保できないことも多いですが、終始ゆったりとした余裕のある時間配分で、活動の内容に合う落ち着いた時間を過ごすことができました。身近にある環境ではありますが、触れる機会の少ないものが他にもあると思うので、そういったものを多くの人に伝えていっていただきたいと思いました。素敵な環境で素敵な体験、満足度どおり満点のイベントでした。運営お疲れ様でした。」

「皆さんがコミュニケーションをとりながら、チェアリングやコケ採集を楽しんでいる様子が印象的でした。四万十大正へ足を踏み入れることが私にとって初めてだったため、どんな場所なんだろうとドキドキしていましたが、自然の恵みを身近に感じ、自然共存を改めて考えるきっかけになりました。」

「とても楽しかったです。森を見る目が変わりました。」

「ひっそりとした森の中のカフェは、素晴らしかった!!苔テラリウムは今も元気で、家の中に小さな森を魅せてくれています。」

午前中の会場設営の際には、スタッフ全員、雨に濡れて大変でしたが、開始時刻前に雨も上がり、参加者さんからこのような評価をもらえて、開催して良かったです。

🌿 イベントを通してあらためて感じたこと

このワークショップを通じて、森や自然とじっくり向き合う時間の尊さを改めて感じました。

  • 森の中で過ごすことで、自然の音や風、匂い、湿度といった“五感での自然体験”に気づける。
  • 苔や石、小さな植物といった“身近な自然”にも、魅力がたくさんあることを再認識。
  • 日々の生活の中で忘れがちな「自然とのつながり」「人と自然の関係性」を、あらためて見つめ直す機会になった。

また、ワークショップ形式だからこそ、子どもからお年寄りまで幅広い層の人々が一緒に参加でき、世代や立場を超えて“自然に親しむ機会”を共有できたことも、このイベントの大きな意義だと感じています。

苔テラリウムと一緒に集合写真

当日は、KUTVさんの「がんばれ高知!!eco応援団」の取材が入りました。12/14(日)11:00から放送されました。HP上に動画も掲載されると思います。そちらの方もどうぞご覧ください!