

土佐市複合文化施設 つなーで「ブルーホール」で行われた「第19回「仁淀川の森と水を考えるシンポジウム」に参加しました。基調講演はわれらが石川妙子さん。「底生動物から見た仁淀川の変化~魚を支える川虫の役割~」と題して、水生昆虫(いわゆる川虫)で何が分かるのか、河川環境の中で川虫がどんな役割を果たしているのか、等についてお話しくださいました。



後半はパネルディスカッション「仁淀川~これからの仁淀川に私たちができること~」。登壇者は長くなるのでチラシをご覧ください。流域市町や県が行っている河川環境を意識した森林施策を中心に話し合われました。中でも印象に残ったのは、仁淀川漁協組合長の吉村正男さんの熱意を感じる発言でした。吉村さんは先日高知新聞で報道された四万十川の置き土砂をとりあげ、仁淀川も四万十川と同じ問題を抱えており、同様の取り組みを真剣に考えてほしいと訴えました。四万十川の取り組みもまだ緒に就いたばかりですが、いろんなところに広がり、早く効果測定ができればいいなと思います。
