中村小学校5年生の林業学習のお手伝いに行ってきました。毎年この時期に、社会科で学んだ林業の実際を出前授業でしてほしいという依頼をいただいています。


財団スタッフの中平さんは、財団で働くようになる前から、自伐林業をしています。
ということで、中平さんが講師となって、林業の実際について、道具を見せたり、実演を交えたりしながら、子供たちに話をしました。(中平)「高知県の山に植林して育てているのは?」ーー「すぎーっ!」「ひのきぃーっ!!」みんな、とてもしっかり勉強していて、用意した質問に難なく答えます。

ところが、実物の木を見せながら、どの木がスギで、どれがヒノキかとなると、とたんに意見が割れました。こういうところに私たちの出番があります。葉っぱの違い、樹皮の違い、匂いの違い、材になったときの風合いの違いをきっちり勉強してもらいました。

また、林業の道具の説明では、使い方を交えて説明。道具の使い方をあーでもない、こーでもないと意見を出し合ってもらいました。

最後は、ノコギリを使って木を切ってみる体験もしてもらいました。ノコギリを初めてつかう子も結構多く、太い枝を選んだペアーは切り落とすのに苦労している姿も見受けられました。

最後に特別体験。チェーンソーで木を切る体験(もちろん中平が補助します)もしてもらいました。大きな音にびっくりして耳をふさぐ子、自分もやってみたいと手を上げる子、反応はそれぞれです。

最後に、ロープを使って木を登る技をご覧ください。