当財団は、毎年、四万十市の「水辺の楽校」に協力させていただいております。

今年も始まりました!

梅雨入りが最速だったこと、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のためどんどん延期になり、久しぶりの実施は中村小学校3年生でした。

6月8日、梅雨の晴れ間の、かなり暑い日でした。

2クラス53名という大所帯!!!四万十川を目の前にしてそわそわする子供たちを抑えるのが大変・・・

一人一つの網を持って、一生懸命に水生生物を獲る子供たち。

一生懸命、石の裏の虫を捕る

みんなが一斉にバシャバシャとするので、生物が逃げるからと、どんどん鮎のように遡上する子どもたちもいました。賢い!

ちょっとずつ上へ上へ行ってたつもりが、かなり離れてしまい、戻るのが大変でした。あのヨシまで!と決めて戻ってきたけど、もっと行きたかったですね。

遡上中!
「獲れたーーーーっ!!!!」エビが獲れたようです。大事に逃がさないように。

この日は、数日前の出水で、川虫がほとんど獲れなかったのですが、ゴリ(ヨシノボリ、ヌマチチブ)やテナガエビをたくさん獲ることができました。なかなか網で獲るのは大変なので、頑張りました!

それにしても、虫が少ない。水の力はすごいです。また、新しい虫たちが大きくなるのを待ちましょう。

さあ、どんな生物がいたかなとスコアが分かる下敷き(あいおいニッセイ同和損保様よりいただいた寄付金により作成しています。)を使って、調べました。スコア値が高い生物もいたり、低い生物もいたり。四万十川が豊かな川だということが分かりましたね。

何がいたか調査中!
でっかいヌマチチブ
発表中

実は、スタッフの丸石。生物が少ないことを心配して、前日の夕方からエビ筒を10本ほど仕掛けておりました。テナガエビやヌマチチブが獲れていたので、子どもたちと一緒に筒をあけながらに見せてあげました。これなに!?これなに?!と大変で、獲れたものが欲しいと、予約を入れてくる子もいました。授業終わりに、ほしい子は獲って帰っていいよというと、死んだ魚以外何もなくなっていました。しっかりかわいがってくれているだろうか・・・

丸石のエビ筒つけ

子どもたちの楽しそうな顔と声がいっぱいで楽しい授業になってよかったです☆

※子どもたちが着用しているライフジャケットは皆様からのご寄付を活用して購入しています。ありがとうございます。

見つかった生物

スコア9

ヒラタカゲロウ

カワゲラ

スコア8

シロタニガワカゲロウ

ヒゲナガカワトビケラ:ものすごいたくさんいました。全班が獲れてたようです。

スコア7

テナガエビ:一生懸命獲ったようでほとんどの班にいました。

プラナリア

スコア6

モクズガニ

イシマキガイ

スコア5

シジミガイ

その他

シマヨシノボリ:たくさん獲れました!

ヌマチチブ:たくさん獲れました!

ボウズハゼ

アメンボ

ヤゴ(ムカシトンボ?):判定が難しいです・・・

カジカガエル:オタマジャクシもいました。

まとめ

今回の調査まとめはこちら↓