4月10日は四万十の日。四万十市、中土佐町、津野町、梼原町で一斉に四万十川の清掃活動が行われました。四万十町は町長選挙投票予定日だったため次週の4月17日に実施。当財団では、分かれて四万十市、中土佐町、津野町、四万十町の清掃に参加してきました。

四万十市

四万十市は、河川沿いの集合場所(13カ所)に各地域の住民が集合し1時間ほどの清掃が行われました。天気も良く、例年よりも多くの住民が参加していました。河原にゴミはほとんどありませんでしたが、ビニールゴミが木に引っかかっているのが目立ちました。

参加人数:約1,015人(R3:約1,039人)
収集ごみ量:約1,340kg(R3:約2,080㎏)
一番多かったごみの種類:ペットボトル類、廃タイヤ・金属類 など
ゴミの量に関しては、前回から-約740㎏と、大幅に減少した。タイヤや金属類を中心に不法投棄もあった。

中土佐町

中土佐町では、朝から70名近くの参加者が集まりました。近年で一番多いようです。今年は初の中学生も参加!天満宮キャンプ場からはじまり上流へ向けて歩いていきました。あまりゴミがないと思っていましたが、河原の藪の中には農業資材や投げ込まれた空き缶、空き瓶がたくさん。汗だくです。

参加人数:79人

ゴミの量:約110㎏

主なゴミ:鉄くず、缶

定期的に地域で清掃活動を行っているほか、まとまって不法投棄がされているとこがほぼなかったため、想定よりもゴミは少なくなっていました。

津野町

津野町では集落ごと集合場所を決めて清掃活動を行っていました。当財団は、船戸集落の清掃に参加しました。住民の多くが参加し、ゴミは例年よりも少なく、減少したようでした。

参加人数:約350人
収集ごみ量:可燃物 約240kg、不燃物 約680kg
一番多かったごみの種類:金属類
参加者は前回に比べ30名程増加した。ゴミの量に関しては前回より▲80㎏と、減少傾向にある。

梼原町

参加人数:約250名
収集ゴミ量:2トントラック2台分
一番多かったゴミ:廃プラ類、金属類
今年の清掃の特徴的な点:天候に恵まれたことで、参加者の清掃もはかどり、例年より多くのゴミが集まりました。

四万十町

四万十町では4月17日に行われました。朝7時から町内放送が流れ、集落ごとに行われました。窪川から大正は例年よりも人が少ないようでしたが、窪川の街中を流れる吉見川では、水の中に入り熱心に清掃している人も。十和は、朝早くから元気に多くの人が清掃活動をしていました。竹藪に入ると、プラスチックごみやビン、カン、工事機材などの大きなゴミもたくさんありました。一番の大物は、水をひくために使われる黒く長い塩ビパイプ。長さは、20m近い!何人かで引っ張っても抜けず、先端まで行くと、木に絡まっていました。鋸を持ってきて、木登りし、やっと回収・・・。梅雨時期の増水では、さらに絡まってしまうので、回収できてよかったです。

参加人数:約1,380人
収集ごみ量:約6,300㎏

主なゴミ:金属類、缶類、ビニールゴミ

当日回収できなかったゴミの報告もあり、全体的にタイヤなどの不法投棄が多かった。

流域の皆様、ご協力ありがとうございました。

四万十川流域の皆さん、早朝からお疲れさまでした!多くの方々が、四万十川をきれいにしようという気持ちをもってご協力いただき嬉しく思います。これからの川のシーズンに向けて、気持ちの良いスタートが切れますね。皆様、ご協力いただきありがとうございました。