北幡シンポジウム~高知を課題解決先進地域に~に参加しました。主催は北幡シンポジウム実行委員会。地域産業研究会の山本桓さんの基調講演の後、㈱大宮産業の竹葉傳さん、㈱四万十ドラマの畦地履正さん、四万十オートキャンプ場ウエル花夢の市川敏英さん、朝霧森林クラブの島岡幹夫さんから事例報告がなされました。後半のパネルディスカッションで、コーディネーターの岩佐和幸先生が議論をスライドにまとめてくださっているので流れはそちらを見ていただければいいかと思います。

全体としては現行政の枠組みだけでなく、旧北幡(四万十町の旧十和村と旧大正町は幡多郡から高岡郡へ越境合併したんです)のまとまりも生かして、今後の地域づくりをしていったらいいのではないかということなんですが、面白かったのは島岡幹夫さんの話で出た京都清水寺の舞台修復に幡多檜が使われているという事実です。清水寺管主のお孫さんと、窪川の弘法寺ご住職が大学の同級生で、そのご縁が始まりなんだとか。地元ですが、全く知りませんでした。今度清水寺に行く機会が合ったら、ここに四万十の檜が使われてるのね、という目でぜひ見てください。