四万十町立七里小学校4年生の皆さんと環境学習を行いました。

午前中全部を使って川の授業です。

まずは、「水生生物すごいぜ!」という座学で水生生物からわかる水のきれいさ・環境の豊かさを学びました。

学んだあとは、近くを流れる勝賀野川にいって水生生物調査です。
曇りで雷も心配されましたが、何とか天気がもってくれました。

調査場所まで川を歩くのですが、まだ川歩きに慣れていないみんな。こちらが緊張してしまうほどゆっくり慎重に歩きました。滑らないように近くの木をつかんで「頼むぞ!」と声をかけます。何とかたどり着いて、虫や魚をとり始めるうちに、川歩きには慣れたようでした。

頑張って覚えたカワゲラ・カゲロウ・トビケラをつぶやきながら虫を取っていましたが、だんだんと大きな魚をとりたくて魚探しの旅に出かける子も。魚は動きが早くてなかなか捕まえられません。そのうちに大きなカワムツをゲット!これには驚きました。

川の中には「出張まちなか水族館」を設置して、採った魚を見られるようにしました。魚、カニを入れると、それぞれの川の中での様子が見えてきます。カニが小魚を食べ始めたり、魚をとりあっている姿、ドンコが縄張りを主張しあう姿。生徒だけでなく先生も夢中になって楽しんでくれました。

今回の調査では指標生物は14種類、その他で8種類も見つかり、豊かな環境であることがよくわかりました。ただ、スコア値の低い生き物や高い生き物が混在しているので、それがなぜなのか・・・は今後皆さんに考えてもらいたいと思います。

川では、時間があっという間に過ぎます。また、生物に会いに来てくださいね~☆

※子どもたちが着用しているライフジャケットは皆様からのご寄付を活用して購入しています。ありがとうございます。