しまんと海藻エコイノベーション共創拠点 キックオフシンポジウム@新ロイヤルホテル四万十 に参加してきました。
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の令和6年度共創の場形成支援プログラム/地域共創分野(育成型)に採択された、高知大学と四万十市と高知県、理研食品株式会社の研究開発プロジェクトについてのシンポジウム。
基調講演では、はじめに高知大学の難波先生から、このプロジェクトの概要の説明があり、その後、幹事機関でもある理研食品株式会社の佐藤先陽一部長から本事業の持つ可能性について、単に海藻を陸上で育てるだけでなくそれをバイオマテリアルにするだとか、CO2を吸収する(ブルーカーボン)だとか、家畜の飼料にするだとか、機能性食品の原料にするだとか、その先の展開を考えていくという話でした。基調講演3番目の難波先生のお話では、先生の夢だとしながら、ゆくゆくは宇宙ステーションでの栽培を目指したいというお話がありました。
パネルディスカッションでは、高知大学の海藻研究機関を四万十市内に整備したい、だとか、この取り組みを市内の子供達に広げていきたい、などの意見が出されました。
パネルディスカッション2では中村高校で四万十市の海藻生産について調べている3人の1年生と高知大学から学生さん2人が登壇して、四万十市のアオサノリ、アオノリの未来について意見交換を行いました。
今日が始まりで、10年先を目指しての息の長い取り組みになりますが、新しい挑戦に注目してください。