四万十川が一番にぎわう落ち鮎解禁日(12/1)に、落ち鮎漁の見学と実践を行いました。四万十川を愛する多くの漁師が集まり、解禁の花火とともに一斉に漁が始まる瞬間を間近で体感しました!

号砲の花火が鳴る前から皆さん、朝もやが立ち込める中で今か今かと待ち構えています。この瞬間に立ち会うだけでも一見の価値ありです。号砲が鳴った後は、網を投げる人、シャビキをする人、舟から投網を打つ人、それぞれのやり方で落ち鮎漁を楽しんでいます。

今回は、前回の投げ網漁で応援に駆けつけてくださった安光さんが落ち鮎漁をやっている現場を見学しました。今年は近年まれにみる不漁でしたが、漁師さん達が苦戦しているなか、安光さんは独り勝ち状態。まるで落ち鮎に好かれているようでした。少し遠巻きですが、安光名人の様子をご覧ください。

安光さんのお父さんも、軽トラの荷台でアユを外す係として来られていました。外してもらっている間に安光さんがドンドン投げていきます。獲っている人のところには、ギャラリーも集まってきます。

その後、塾生の皆さんも実際に網を投げていきました。いろいろなポイント探りながら、粘って粘って2名の塾生さんが見事にゲットされました。この状況下で、よく獲られたと思います!

これで、2024年の大人塾の全てのプログラムが終了し、卒塾証書を手渡しました。今年は、アユが少なく厳しい年でしたが、それをどう攻略していくかも、ひとつの醍醐味でした(でも、もっとたくさん獲っていただきたかった…)。この経験を活かして、研鑽しながら川漁の伝統文化を引き継いでいっていただきたいです。川漁がある人生は楽しい!さらなるご活躍を祈念しております!講師の皆さん、塾生の皆さん、ありがとうございました!

おまけ

今年度を振り返ってみて、一番盛り上がった瞬間は、やっぱり延縄漁の大ウナギがかかった時ではないでしょうか。