7月25日は「四万十川の日」。1994年の7月25日に、渡川から四万十川へ正式名称が変わったことから、高知県が制定しました。四万十川財団では、四万十川の日にちなんで、7月25日周辺の休日に、親子で四万十川に親しんでもらう川遊びイベントを毎年開催しています。
今年は7月25日(土)、四万十川の中流域にある四万十町・三島キャンプ場を舞台に、「四万十川ガキDAY!2026~ドキドキ!ラフティング体験~」を開催しました。今回は、午前中に川遊び、午後からラフティングと、1日たっぷり四万十川を満喫するプログラム。高知県内から8組21名の親子にご参加いただきました。

当日は、熱中症が心配になるほどのピーカンで、朝から気温もぐんぐん上がり、まさに「川遊び日和」となりました。午前中は、三島キャンプ場の上流側で川遊びです。川に入る前には、ライフジャケットを正しく着用することや、川の深さ・流れに注意することなど、安全に川で遊ぶための注意点をみんなで確認しました。
準備ができたら、いよいよ川の中へ!生き物を探したり、泳いだり、川の中を歩いてみたり……。それぞれが思い思いの楽しみ方で、四万十川を満喫していました。三島の川は、右岸側に深い場所もありますが、ライフジャケットを着用して安全管理を行っていたこともあり、子どもたちはむしろ深い場所で泳ぐことを楽しんでいる様子。暑さを忘れるように川の中で遊ぶ子どもたちの姿が印象的でした。





楽しそうだったのは子どもたちだけではありません。最近では、保護者も川に慣れていなかったり、安全面に不安があったりすることから、少し川遊びのハードルが高くなっているように感じます。今回のイベントでは、子どもたちだけでなく、お父さん、お母さんも一緒になって川に入り、泳いだり、生き物を探したりする姿がたくさん見られました。親子で一緒に川に入って遊ぶ。そんな時間を提供できたことも、このイベントの一つの成果だったように感じます。
たっぷり川で遊んだあとは、お待ちかねのお昼ごはん。今回は「道の駅 四万十とおわ」さんにお願いして、お弁当を用意してもらいました。しいたけのタタキやテナガエビ、アメゴ、アユなど、この地域ならではの食材や郷土料理が詰まった、四万十らしさたっぷりのお弁当です。
川で思いっきり体を動かしたあとのお昼ごはんは、やっぱり格別!参加者のみなさんにも好評で、「おいしい!」と味わいながら、午後のラフティングに向けてしっかり腹ごしらえをしてもらいました。

午後からは、今回のイベントのお楽しみ、ラフティングです!ふるさと交流センターのガイドのみなさんと一緒に、4艇のラフトボートに分かれて出発しました。
今回は、三島からふるさと交流センターまでの約5kmのラフティングコース。このエリアは、四万十川の中でもゴツゴツとした岩が多く、流れの激しい場所があるのが特徴です。普段、私たちがイメージする「ゆったりとした四万十川」とは、少し違った表情を見ることができます。四万十川は大きく蛇行しながら流れ、ゆったりとした瀬や淵がある一方で、場所によっては岩の間を縫うような激しい流れもあります。今回は、そんな四万十川のさまざまな表情を体感してもらいながら、約2時間の川の旅を楽しんでもらいました。
激しい流れではみんなで力を合わせてボートを進め、穏やかな場所では川の景色を楽しんだり、泳いだり。途中で岩からの飛び込みにも挑戦!ボートの上から見る川、川の中から見る川、そして岩の上から飛び込んで見る川……。一つの川でも、楽しみ方は本当にいろいろです。








今回が初めてのラフティングという参加者も多く、「子どもにもこの経験をさせてあげられてよかった」という嬉しい声もいただきました。
約2時間のラフティングを終え、ゴール地点へ。ボートから降りてきた参加者のみなさんからは、「楽しかった!」「もう最高だった!」という声が聞こえてきました。
朝から1日、川遊びにラフティング。最後まで元気いっぱいの笑顔で帰ってくるみなさんの姿を見て、今回このイベントを企画して本当によかったなと感じました。そして何より、今回は体調不良やケガもなく、無事にイベントを終えることができました。
今回のイベントでは、川遊びとラフティングという2つの体験を通して、四万十川のいろいろな表情を感じてもらうことができたのではないかと思います。自分で川に入って、生き物を探して、泳いで。ボートに乗って、流れを感じて、飛び込んで。川は、ただ眺めるだけでは分からない魅力がたくさんあります。
四万十川財団では、川で遊ぶことは「川を知る第一歩」だと考えています。昔から四万十川流域の子どもたちは、川で遊びながら水の流れや地形、生き物など、川についてさまざまなことを学んできました。今回参加してくれた子どもたちにも、今日の体験をきっかけに、四万十川をもっと好きになってもらえたら嬉しいです。そして、子どもたちだけでなく、お父さん、お母さんにも「四万十川って楽しい!」と思ってもらえていたら、大成功ですね。
また夏になったら、四万十川で一緒に遊びましょう!
参加してくださったみなさん、そしてご協力いただいたふるさと交流センターのみなさん、三島キャンプ場のみなさん、道の駅四万十とおわさん、本当にありがとうございました!

