今年は、地域の皆さんのご協力で、カヌーやラフトを使った清掃をすることができました。カヌー館の皆さんには、ラフト、カナディアンカヌー、ヘルメット、ライフジャケットを貸し出していただき、他のカヌー業者の皆さん(川坊主さん、しまんとベースさん、四万十楽舎さん、かわらっこさん)にも、操船をお手伝いいただき、四万十市役所西土佐総合支所には、ゴミ処理をしていただきました。四万十川西部漁協、あゆ市場、四万十市地域おこし協力隊、四万十リバーマスター、FMはたランドの皆さん、ご参加ありがとうございました。おかげさまで非常に多くのゴミを回収することができました。

5チームで清掃活動!

ラフト3艇、カナディアンカヌー2艇に分かれて清掃活動を行いました。場所は、四万十市西土佐の岩間地域から中半地域までの約2km区間、2時間の清掃でした。

岩場の木や、岩の間、木の間にゴミが多いので、果敢に攻めました。夏場の増水時に引っ掛かったのだと思いますが、今の水位が低すぎて、全く届かないゴミもありました。こんな高さまで水がきたのかと一同驚きです。目立つのは、農業資材。マルチ、肥料袋をはじめ、害獣除けの大きなネットもありました。高いところのゴミは高枝切ばさみを使って何とかを取ろうとしましたが、難しくて断念したものが多数!木にかかったゴミを安全に取ること・・・今後の大きな課題です。

斜面を登る
木にかかったゴミを高枝ばさみでとる
ネットが引っかかっていました
高すぎてとれない・・・
移動中
岩場を清掃
急な斜面にもごみがある
ゴミと一緒に移動
川下りも楽しい!
木にかかった大きなネット
ゴミを積み込む

取りたいゴミに集中していると、時間を忘れてしまいます。川を下り、気になるところで止まってゴミを取る、を繰り返しました。あっという間に、ラフト内がゴミに占拠され、座るところがなくなるほどでした。

特にゴミが多かったのは、岩間沈下橋のすぐ下のカーブ外側(左岸)です。ちょうど、流れが当たりやすく、エディもあるのでゴミが溜まりやすいのでしょうか。崖をのぼりながら、ゴミを回収します。国道近くまで登ると、ポイ捨てのようなゴミもありました。

ゴール地点まで2km。時間が足りず、あそこにもゴミがある!!と発見しても断念するものが多かったです。

頑張ってとってます!

今回の清掃では、FMはたらんどさんの生中継が入りました!一緒にゴミ拾いをしながら、放送時間がきたら船の上から中継スタートです。財団丸石が企画の説明を喋り、カヌー業者さんや地域の皆さんにもラジオ出演していただきました。FMはたらんどさん、貴重なPRの場をいただきありがとうございました。川の上からの中継で、臨場感が伝わったことと思います。

生中継中!

時間いっぱい清掃をしてゴール地点に着くと、大量のゴミが積まれていました。昨年の3倍近い量ではないでしょうか・・・。鉄や金属系、タイヤなどの大きなゴミも目立ち、ゴミ袋に入らないほど大きなネットもありました。皆さんの頑張りと、ゴミが集まりやすい地形によるものでしょうか、驚きの量でした。

集まったゴミ

全員が無事に帰還し、清掃終了!

「ゴミが多かったね~」

「なかなか取れないところもあったから、まだゴミはある。」

「良い活動だから、来年もあれば手伝いたい。」

少し寒い日でしたが、日差しが当たると動く体には心地よいくらいで、絶好の日和だったかなと思います。

また来年もぜひ・・・☆

皆様、お疲れさまでした!

集合写真

ゴミ処理

皆さんが帰った後、予想を超えるゴミの量だったので、ある程度ゴミをまとめました。入りきらないネットや長いものは切断し、できるだけゴミ袋に入るようにしました。

ゴミ拾いももちろん大変なのですが、ゴミ処理は本当に大変です。軽トラで何往復かしなければいけない量で、四万十市役所西土佐総合支所の担当者の方には大変お世話になりました。ありがとうございました。

ゴミをまとめたところ
軽トラで処理場まで運びます