今日は生物多様性アカデミーの亀山先生をお招きして、窪川小学校でパックテストと水質のお勉強をしてきました。小学校の目の前を流れる川からとってきた水。1種類はそのまま、もう1種類には2リットルの水に対してほんの2~3滴のグレープフルーツジュースを混ぜ、パックテストを用いてCODを調査。

CODの値は、川の水は「0」、グレープフルーツジュースを混ぜた方は「35」という結果になりました。ちなみに、一般的に、川で生物が生きられるCODの値は「5」までとされています。グレープフルーツジュースを少し混ぜただけでこんな値になるとは・・・。この結果には子ども達も大変驚いており、何気なく流している汚水がもしかしたら川に大きな影響を与えているかもしれない、汚水はどう処理すればいいのかと 頭をひねらせていました。今日は時間もなく、それらの答えを見つけることはできませんでしたが、未来を担う子ども達には、疑問に思ったことをどんどん追求 していってほしいなと感じました。
 
来週も引き続き四万十川のお勉強。次回は水生生物を指標に四万十川を探ります。お天気が良くなることを祈るばかりです!流域にはできる限り出張し、私たちにできる範囲で環境学習の補助を行いますので、必要でしたらお気軽にお声掛けくださいね(^^)