昨年は学校脇を流れる支流の相去川で環境学習をしましたが、今回は子供たちの希望で、本流の四万十川で水生生物調査をしました。場所は、学校からもほど近い上宮沈下橋の下。深いたまりになっている場所や、流れの速い場所もあるので、いろんな種類の生き物が見つかりそうです。

今回は、四万十ケーブルテレビさんが授業の様子を撮影しに来てくれていました。取材にお越しいただきありがとうございました。取材で緊張するかと思いきや、子どもたちはほぼカメラのことは気にせず夢中で遊んでました。川を縦横無尽に移動する子どもたちに、カメラマンさんもついていくのに大変そうでした。笑

調査を始める前に、沈下橋のうえから川の様子を確認してみると、たくさんの鮎が泳いでいました。これには子どもたちも大興奮。かなりいいサイズの鮎も泳いでいたので、見られてよかったですね。

それではお待ちかね、実際に川に入って調査開始です。相去川で遊ぶことはあっても、なかなか本流で遊ぶ機会は少ないとのことで、みんな本流に入るのを楽しみにしてくれていたようです。生き物のとり方や川の注意点を説明し、ライフジャケットを着けたらすぐさま川へ!最初は近場で遊んでいましたが、だんだんと下流・上流と行動範囲が広がり、それぞれ生き物を探してくれました。特に流れが速い場所が楽しかったようで、何回も流されながら遊んでいました。比較的流れが緩やかな相去川ではできない遊び方なので、川の流れの違いも体験できたのではないでしょうか。

遊びながら生物も探し、今回の調査で合計14種類の生き物を見つけることができました。少し生き物が少ない印象がありましたが、スコア値9や8の生き物が多く確認できたので、水質はきれいだと言えると思います。

↓下の画像は去年相去川で行った水生生物調査の結果。天候などコンディションの違いも多少あるとは思いますが、相去川では6種類も多くの生き物が見つけられたようです。本流ではヤゴ系があまり取れなかった印象。比較してみると、気づけることがありますね。

今回の学習を通して、相去川と四万十川とどう違ったのかを子どもたちのなかでも考えてもらえると、面白いかなと思います。今回の調査もお疲れさまでした!今後も川に遊びに行って、新しい発見を次々見つけていってくださいね。