西土佐分校の皆さんと環境学習に行ってきました!
まずは教室で座学。高知県の自然共生課の山﨑さんが、四万十川の概要や各地で定期的に行っている「清流度調査」について解説してくださいました。その後、神田が水生生物から分かるその川の状態や水生生物の凄さについてお話しました。


お昼を挟んで、分校のすぐ近くを流れる支流・目黒川に。班ごとに山﨑さん達と清流度調査を行いました。県が定めた目黒川の清流度は10m。つまり、水中で10m先の目印(ディスク)が確認できたらクリアです。今回の最高値は9.65m。惜しかったですね!

清流度調査の様子を動画にもしてみました。通常は、上の写真のような清流度計を使って、水中の目印が見えるところまで下がっていくのですが、今後は水中カメラを使って、調査していく事も考えているそうです。試しにGOPROで水中の様子を撮影してみました。
清流度調査以外の班は、水生生物探しです。毎年行っているので、みなさん、手慣れたものです。石をはぐったり、砂地を攪拌すると川虫が見つかっていきます。そして、水中をよーく観察すると、テナガエビやボウズハゼやアカザやヨシノボリなどがいて、捕ることに夢中になってしまいます。すぐ近くにこんないい川が流れている西土佐分校の皆さんはとてもラッキーですね!





次の行程は分類と同定作業です。こちらも毎年行っているので、すごく水生生物に詳しい生徒さんもいます。そんな先輩の頼もしい姿を1年生が見て、自然と学んでいく事ができる西土佐分校って素晴らしいですね。

今回の調査結果はこんな感じでした!また来年も一緒に調査しましょうね!
