鰻の行方・・・

2日目 5月2日(日) 曇り

さて、2日目。

昨日は、何とか仕掛けをすることができたので、今日は仕掛けを上げに行きます!

二手に分かれましたが、お互いの成果にドキドキ。

この濁流で餌が流れたり、他の魚に食べられたのかエサが残っていない仕掛けがほとんど。また、結びが甘かったのか、仕掛けの針がなくなっていた人もいました。

何と、鰻ゲットできました!!!あと、ドンコも。8人中1人が成功です!橋の下の右岸側につけた方の仕掛けにかかりました。

実は講座が始まる前の下見で別の仕掛けに大きな鰻がかかっているのをスタッフが確認していたのですが、その鰻は逃げていました・・・仕掛けにはドンコの食べ残しがあっただけ(逃がした魚は大きいとはこのことです)。

近くの川漁師から、「最近鰻が獲れない」と聞いていたので、内心ヒヤヒヤしていましたが、昨日の増水は不幸中の幸いだったようです。プロでも獲れない時期に、8分の2が当たり(逃げたのも含め)だったのはスゴイこと。

 おまけでもう1尾鰻が獲れていました。武内さんが、前日しっぽを見たそうで、急遽つけてくれたコロバシに入っていたのです。

 さあ、天然鰻を頂くぞ!ということで、特別ゲスト鰻捌き名人のリバーマスター林大介さんに捌き方を教えてもらいました。魚影があるということで、お忙しい中、突然にもかかわらず駆けつけてくれたのです。本当にありがとうございました。

なかなか見られない華麗な鰻捌きをみてから、鰻を獲った本人もさばき方を直々に教えてもらいました。鰻を捌くのは非常に難しく、捌き方によってもウナギの味が変わります。塾生の皆さんにはそれを体感してもらえたと思います。

捌いた鰻は、炭火で白焼きにしました。これもコツがあり、美味しく食べる方法も伝授させてもらいました。

さて、鰻の白焼きをわさび醤油で実食。

天然の鰻を食べたことがない人、鰻が苦手な人もいましたが、全員がおいしさに驚いていました。なかなか、天然鰻は食べられるものではなく、しかも獲れたての捌きたて焼きたてというかなり豪華なものです。これを味わえるのは川漁をしている人の特権です。

みんなで食べるので一切れしか食べられませんでしたが、塾生の皆さんには、今回学んだことを近くの川で実践し、もっとたくさん食べられるようにしてほしいと思います。

昨日作った竹竿を持ち帰ります!

第1回鰻漁、無事に終了!

本当に自然環境に左右される企画のためドタバタと対応したところが多く、第2回川エビ漁への反省につながりました。

次回は、川エビ漁。梅雨真っただ中です。川エビに出会えますように!!

逃がした鰻は大きかった

逃がした鰻は大きかった。講座前の現場下見で撮った写真です。

見えにくいですが、目視ではしっかり巨大な鰻が見えたそうです。

これは、ものすごい。

また、藤の川でお目にかかりましょう。