四万十町立川口小学校で水難事故防止の授業をしてきました。今回も四万十町企画課四万十川振興室の皆さんにも手伝ってもらいました。いつもありがとうございます。

まずは座学で、水遊び、特に川遊びで知っておいてほしいことを学んでもらいます。1,2年生と、3年生以上に分かれて話を聞いてもらいます。
 一番大事なのは、危険な目にあわないようにすること
①どこが危ないのかをきちんと知って、そこでは遊ばない。
②装備を十分に。浮くものは必ず持つ。
③大人と一緒に遊ぶ。
2 もし人がおぼれているのに出くわしたら
①周りの人に助けを求める。
②警察・救急に電話してもらう。
③必ず陸上から助けてもらう。
3 万一自分がおぼれたら
慌てるのが一番いけない。まずは浮く。
②浮いて呼吸を確保したら、落ち着いて、周りの状況を確認。 
③助かる方法を考え、落ち着いて、実行。 

細かく言えばいろいろありますが、おおまかには上のような話をします。みんな、真剣に聞いてくれました。この流れで、こんな状況にならないようにするのが一番大事なんだけど、万一に備えて着衣泳をします。

初めに、いつもの水泳と同じように水慣れまでやって、泳いだりウエーディング(水中をあるくこと)をし、そのあと服を着て入水、動きやすさの違いを感じてもらいます。着衣してからの鬼ごっこでは、体力の消耗度の違いを感じてくれたようです。

服を着てから逃げるのは動きにくくて大変

ということで、無駄に体力を消耗しないためにも、落ち着いて自分の置かれた状況を把握するためにも、まずは浮く技術。体一つで、ペットボトルを使って、靴の浮力を利用して、とにかく何でも使って浮くことを学んでもらいます。

最後は全員でだれが最後まで浮いていられるか競争。みんないつまでも浮いているので、結局時間を切りました。

授業の様子を四万十ケーブルテレビさんが取材してくれました。インタビュー、上手に答えられたかな?

もうすぐ夏休み。安全な川遊びで、たくさん思い出を作ってください。