今年度は、中村高校西土佐分校の皆さんと新しい授業に挑戦しました。ひょんなことから始まった授業でしたが、その成果の発表会があり、行ってきました。

到着すると、なんと来賓席!「あとで講評をお願いします。」に二重の驚きです。貴重な機会をいただいたのはこちらの方なのですが。

3年生は一足早く春休み?になっているようで、1年生3名、2年生3名の計6名がパワーポイントを使った発表してくれました。

・川エビがおいしかった。エビ漁、鮎漁にそれぞれ大変さがあるな。

・四万十川を繋いでいくために食べきれないなら乱獲をしない!

・思った以上に川エビが獲れてビックリ。網投げは拡げることはできたけど、漁師はすごい。工夫して網投げの練習をしないといけない。鮎漁師もこの先残していかないといけない。

・網投げは片手投げが難しかった。後継者を残すために、材料、学習の機会が必要だ。網を作る錘がなくなってきている。外来種の駆除、鮎の放流をしていかないといけない。

などなどの意見や感想を聞くことができました。

特に、川エビが美味しかった!!!という感動が伝わり、中には自ら川エビを獲りに行き、家族に食べさせた生徒もいました。まさに、漁師。分校の授業でも川エビの養殖や追加で仕掛けをつけるなど、先生も生徒も存分に楽しんでくれたようです。網投げは難しかったという感想が多かったですが、「難しい」とわかったことが素晴らしいです。鮎を獲る技術を肌身で感じ、地元の川にいるおんちゃん達を見る目が変わったことでしょう。

分校生は、今回の授業で鮎を獲ることはできなかったけど、網を投げることができるようになりました。網を投げる高校生って、今の時代そうそういません。講評では、大学生や社会人になったときに、周りの友達に絶対ウケるよ、みんなはすごいよとお話させてもらいました。難しい課題もあるけれど、高校生の皆さんには川を思う存分楽しんでほしいなと心から思います。

最後に、教頭先生から、面白いお話が。「僕も一緒に川で漁をさせてもらって、去年から鰻もツガニも獲りました。さて、西土佐を知り尽くすために、川での漁の次は山で猟をします!」。これには会場のみんなが驚きました。生徒よりも川漁を楽しんでいた教頭先生です。次は山ですか!これは面白くなりますね・・・

分校では、今回の川漁の授業で学んだ経験をもとに、来年はもっと高いレベルを目指して挑戦するようです。後継者を残すには小学生にもやってもらうと発表では言っていたけれど、自分でイベントを企画しますか?清掃活動をしてみますか?はたまた、四万十川を取り巻く環境課題を調査してみますか?鮎やエビをもっと楽しく食べる方法を考えてみますか?先生から生徒にそんな投げかけもありました。来年も楽しい授業になりそうです。何かできることがあればお手伝いさせてくださいね!

西土佐分校の皆さん、素敵な機会をありがとうございました。

発表の様子