竹細工講座第2弾「波縁六目網かご」に挑戦してまいりました!場所は、前回と同じ土佐山田の高知県森林研修センター情報交流館です。
暑い日が続いておりますが、この竹かご、見てるだけで少し涼しげな感じがしませんか?
この「波縁六目網かご」は、竹ひご18本を使って、六芒星の模様に編み込んでいきます。草花、お菓子、小物を入れるのに丁度よい竹かごです。
今回も、この素敵な竹かごを作り方を伝授してくださったのは、竹細工職人の中川康之亮さんです。落ち着いた雰囲気で優しく教えてくださる先生でした。竹細工体験のできるゲストハウス「たけ丸」のご主人でもありますので、興味のある方は行かれてみてはいかがでしょうか?
それでは、形になっていく様子を簡単に紹介してみます。
1. 型紙に合わせて、竹ひごを編み込んでいきます。中央に1つ目の六芒星が出来ていますね。
2. かごの底部分の4分の1程度が編み込まれました。
3. これで底の部分は完成です。中川先生はこの段階で「ここまで来ればほぼ出来たも同然」とおっしゃっていました。
4. 次はひごを3本づつ束ねて、指定の場所に差し込んでいきます。
5. 少しかごらしくなってきました!
6.きれいなおわん型になってきました。完成までもう一息!
7.はい完成です!裏側はこんな感じです!
感想
いかがだったでしょうか?この竹細工講座、大変人気のようでして、早く申し込まないとすぐ定員に達してしまいますし、次回の講座も四人待ちだとか・・・。安価で一瞬で出来てしまう工業製品も便利で良いですが、こうした先人達の知恵の結晶とも言える竹かごには”本物”の輝きがありますよね!こうした竹細工の魅力は参加者さんにも十分伝わっているようで、最後にそれぞれ感想を述べる場面では、皆さん感激したご様子でした。復習を兼ねてこんなワークショップがあったらまた参加したいとの声も多かったです。(業務連絡:局長!財団でもワークショップやって欲しいと皆さんに懇願されましたよ!中川先生も是非呼んでくださいだそうです!)
財団では、四万十川流域にほぼ無限にある竹を活かし、今回のような竹細工のワークショップを開催したり、大量にでてくる孟宗竹を竹炭にできないか等々の企画を思案しております。サスティナビリティな竹を有効活用していきたいものです。