第17回いい川・いい川づくりワークショップinひょうご神戸〜水のめぐみとともに生きる地域の力を、震災30年の地から発信する〜

みんなで考える“いい川”・“いい川づくり”公開選考会 1日目

今年も始まりました。いい川・いい川づくりWS。震災から30年を迎えたここ神戸で、全国の川団体がいい川・いい川づくりの知恵を共有します。 

今年は事務局長神田が、いい川・いい川づくりWSスタッフとして初めてのお手伝い。
発表よりそっちにドキドキしてます。

あ、でも発表の方も、昨日(一緒に行った四万十川振興室が)飲み過ぎで練習しなかったので、ちょっとだけ焦ってます。なぜなら最初から2番目の発表だとさっき分かって、ぶっつけ本番になったので(汗)。さあ、この人数の前で四万十川劇団の運命やいかに・・・。

みんなで考える“いい川”・“いい川づくり”公開選考会2日目

あっという間に時間は過ぎ去り、2日目です。四万十川振興室・物部川清流保全推進協議会・環境の杜こうち・そして四万十川財団は今日のポスターセッションで復活を目指します。要は、惜しくも一次選考に漏れたんです。そしてそのまま、2025年の挑戦が終わりました。来年はホームグラウンド高知での開催になりますので、すんごいネタを用意してリトライします。

二次選考、そして最終選考ですが、どの団体も熱意とオリジナリティーに溢れた素晴らしい活動ばかり。毎回、本当にいい勉強になります。

グランプリは鳥屋野潟 NPO新潟水辺の会

ヨシの糸が全国の人と水辺をつなぐで賞

お二人の掛け合い漫談で会場のハートを鷲掴みにした「特定非営利活動法人 新潟水辺の会」でしたが、葦による水質浄化、それからできる葦糸を使って地元の伝統工芸品の亀田縞をつくるなど、今振り返るとSDGsそのものの活動が評価され、会場全員納得のグランプリ受賞となりました。おめでとうございます。

準グランプリは高瀬川モニタリング部

川を見つめる多彩なまなざしがその川の姿をこすり出していくで賞
準グランプリは高瀬川モニタリング部が初出場で初受賞。目的をもって活動するのではなく、川に行ってそれぞれがそれぞれの視点で活動する全く新しいスタイルが評価されて、これも会場納得の準グランプリ。

そのほかの入賞、受賞団体は以下の通りです。受賞団体の他にも、面白い取り組み、勉強になった活動がこじゃんとありました。

嬉しいご報告 まさかの受賞

そんな中、なんと四万十川財団は「森清和賞」を受賞しました。

これは、「よこはまかわを考える会」設立者で、全国水環境交流会代表理事、それから本WSの前身である「川の日」WSの初代実行委員長も務められた森清和さんに因んだいい川・いい川づくりWS伝統の名誉ある賞です。

子供達との活動を評価していただき、NPO川塾(徳島県)さん、四万十町企画課四万十川振興室さんと一緒に「四国で子どもとの川づくりをしている団体一同」という枠でいただきました。滋賀県のTANAKAMIこども環境クラブさんも一緒に受賞しました。TANAKAMIこども環境クラブさんは入賞してますので、ダブル受賞になります。

こんな賞をいただけるとは思っていなかったのですが、来年この会を高知で開催するので、その前祝いとしていただいたのだと思います。

いい川・いい川づくりの参加団体の皆さん、それからまだ参加したことのないみなさんも、決して損はさせません。来年は高知でお会いしましょう。お待ちしてます。

エクスカーション @明石川

ワークショップ前日、エクスカーションがありました。毎年四万十川に研修に来てくれる玉一アクアリウムのホームグラウンド、明石川でガサガサです。クロホシマンジュウダイの稚魚もとれましたよ。明石川、いい川ですね。また行きたいと思いました。