10.アシシロハゼ

アシシロハゼ:ハゼ科

Acanthogobius lactipes

淡白色の横じまがチャームポイント 見分けられたらハゼ上級者

保存

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基本情報

【全長】8㎝

【生息地】北海道南部~九州、隠岐、対馬。内湾~河口域の汽水域に生息。柔らかい砂泥底を好む。

【生態】通年見られるが、特に春は大量に見られる。成魚は早春にクボハゼ、ヒメハゼと混生。雑食で底生生物や藻類を食べ、春には近縁のマハゼの幼魚を大量に食べる。5~9月に石や貝殻の下に産卵し、雄が守る。多くは1年で成熟するが、稀に2年のものいるようだ。

【体】一番の特徴は、淡褐色地に淡白色の横縞である。マハゼの幼魚に似ているが頭がより小さく丸い。また、頬や鰓ブタにうろこがない。全体的に細身。オスは横縞がより太く明瞭で腹が白い。成熟すると第一背鰭棘が長くなり糸状になっている。メスは第1背鰭工法に黒色斑があり、腹が薄黄色である。

≪参考資料≫

・四万十川の魚図鑑 いかだ社

・web魚図鑑https://zukan.com/fish/internal241

・雑魚の水辺http://zakonomizube.web.fc2.com/fish/ashishirohaze.html